夏のトロント旅行で行きたい場所は?観光・グルメ・料金まで調べてみた
友人から「夏のトロント、めっちゃええで」と聞いた。
海外旅行が好きな筆者としては、そんなことを言われると気になってしまう。
トロントと聞いて最初に浮かぶのは、CN Towerがそびえる大都会の景色。
ところが調べ始めると、そのイメージがどんどん変わってきました。
世界中の食が集まる市場があり、赤レンガの街があり、すぐそばには巨大なオンタリオ湖。フェリーで島へ渡れて、自転車で湖沿いを走れて、さらには釣りまでできる。
湖好き、釣り好きの筆者にはかなり刺さる街やん。
「これ、夏に行ったらめちゃくちゃ楽しそう。」
ということで今回は、海外旅行先の候補として、夏のトロントを本気で調べてみました。
観光スポットだけではなく、交通費、食べ物の値段、ホテル代まで。
実際に旅行するつもりで見ていきます。
この記事のお金の見方
まず最初に、この記事では2026年8月時点の目安として、
1カナダドル(CAD)=約115円
で日本円も併記します。
50 CAD → 約5,750円
100 CAD → 約11,500円
200 CAD → 約23,000円
海外旅行の記事を読んでいて、
「47 CADって結局なんぼなん?」
と毎回計算するのも面倒。
なのでこの記事では、できるだけそのまま日本円の感覚で読めるようにしています。
なお、実際のカード請求額はカード会社の為替レートや海外事務手数料などによって変わります。
そもそもトロントってどこ?
まず、日本から見るとトロントはどこにあるのか。
日本から太平洋を越えた北米側にあるカナダ。
その中でトロントはどこなのか。
トロントはカナダ東部、巨大なオンタリオ湖の北西岸にあります。
ここで筆者が気になったのが、街と湖の距離。
高層ビルが並ぶ大都市なのに、そのすぐ横が巨大な湖なんです。
なるほど。
友人が「夏がええ」と言っていた意味が、少し分かってきました。
空港から街まではUP Express
日本から到着するトロント・ピアソン国際空港から中心部のUnion Stationまでは、UP Express(空港とトロント中心部を結ぶ空港鉄道)が便利。
約28分で中心部まで移動できます。
Pearson AirportからUnion Stationまでの大人普通運賃は、
12.35 CAD(約1,420円)。
PRESTO利用なら、
9.25 CAD(約1,060円)。
PRESTOは、日本でいうSuicaのような交通系ICカードです。
日本から長時間飛行したあとに、空港から中心部まで鉄道一本で行ける。
海外旅行の初日としては、かなり助かります。
市内移動はTTC。クレカをそのままタッチできる
街へ着いたら、市内ではTTC(トロント市内の地下鉄・路面電車・バス)が旅行者の足になります。
大人運賃はPRESTOなら、
3.30 CAD(約380円)。
しかもPRESTOを持っていなくても、クレジットカードやスマホのタッチ決済に対応。
同じカードや端末を使えば2時間の乗り継ぎも利用できます。
海外旅行で切符の買い方を毎回調べなくていいのは楽。
そして夏のトロントなら、もう一つ使ってみたい移動手段があります。
自転車で走るトロント、これ楽しそう
トロントを調べていて、個人的にかなり惹かれたのが自転車。
都会の中を走って、そのままオンタリオ湖方面へ。
地下鉄やバスだけで観光するのとは、まったく違う景色が見られそうです。
天気のいい日に街を走って、気になる店を見つけたら止まる。
そのまま湖まで行く。
夏のトロントなら、こういう一日の方が記憶に残りそう。
まず自転車で向かってみたいのが、こんな街です。
Kensington Marketは世界の食べ歩きみたいな街
Kensington Marketは、大きな市場の建物が一つあるというより、飲食店、古着店、雑貨店などが集まったエリア。
いろんな国の文化が混ざり合っています。
こういうところ、海外旅行ではめちゃくちゃ楽しい。
有名店だけを目指して一直線に歩くより、
「なんやこれ?」
と思った店に入る。
知らない料理を食べてみる。
WARASAKU的には、こっちの旅の方が好きです。
そして「市場」という言葉から想像する場所にもっと近いのが、次のSt. Lawrence Market。
St. Lawrence Marketは腹を空かせて行きたい
St. Lawrence Marketには、鮮魚、肉、野菜、パン、惣菜など、いろんな食べ物が並びます。
海外へ行くと観光地も楽しいけど、個人的には市場やスーパーもかなり好き。
現地の人が普段どんなものを買って、いくらくらいで売られているのか。
それを見るだけでも面白い。
そしてカナダの市場となれば、筆者が真っ先に見たいのはやっぱり魚。
カナダーーーーサーーーモン!
サーモン、日本のスーパー感覚ならいくら?
海外では魚がkgやlb表示になっていることが多いので、
「結局これ、高いん?安いん?」
となりがち。
そこで日本のスーパーで見慣れた100gあたりに直してみます。
2026年8月にトロントのスーパーで確認した生アトランティックサーモンの価格例では、
通常 35.25 CAD/kg
→ 約4,050円/kg
→ 約405円/100g
セール時なら、
24.23 CAD/kg
→ 約2,790円/kg
→ 約279円/100g
くらい。
つまり日本のスーパーを見る感覚なら、
「通常なら100g約400円、安売りなら100g約280円くらいか」
と考えると一気に分かりやすい。
これはトロントのスーパーで確認した価格の目安で、St. Lawrence Marketの販売価格そのものではありません。
市場へ行ったら、この100g価格を頭に入れながら魚売り場を見てみたい。
名物ピーミールベーコンサンドも食べたい
魚だけ見て帰るわけにはいきません。
St. Lawrence Marketで有名なのが、Carousel BakeryのPeameal Bacon Sandwich(ピーミールベーコンサンド)。
厚切りの豚肉をパンにはさんだシンプルな料理です。
でも海外旅行って、こういう「その街で昔から食べられているもの」を食べるのが楽しい。
市場ではカード対応店も多く、Carousel Bakeryもデビットカード、Visa、Mastercardに対応しています。
ただし店舗によって決済方法は異なるため、基本はカード・スマホ決済+少額のカナダドル現金。
このくらいで歩くのが使いやすそうです。
市場で腹を満たしたら、次は一気にトロントらしい景色へ。
やっぱりCN Towerは外せない
トロントの景色といえばCN Tower。
初めてトロントへ行くなら、ここは一度上ってみたい。
Main Observation Levelは高さ346m。
さらに上にはThe Topがあり、こちらは447m。
高いところが平気な人には、タワーの外を歩くEdgeWalkという強烈な体験まであります。
筆者は景色を見るのは好きですが……
CN Tower
Kensington Market
St. Lawrence Market
Distillery Historic District
市場を歩いて、CN Towerを見て、次は赤レンガの街へ。
中心部だけでも、かなり雰囲気の違う場所を回れそうです。
赤レンガのDistillery Historic Districtへ
高層ビルが並ぶ景色から雰囲気がガラッと変わるのがDistillery Historic District。
かつてのGooderham & Worts蒸留所跡を生かした地区で、赤レンガの歴史的建築が並び、現在はショップ、ギャラリー、レストランなどが集まっています。
近代的なトロントを歩いたあとにここへ来ると、同じ街とは思えない景色になりそう。
そしてここを調べていて、思わぬものを見つけました。
日本酒です。
そしてトロントで「日本酒」?
Distillery DistrictにはIZUMI Sake Breweryがあります。
カナダまで来て日本酒?
と思ったんですが、調べていくとこれが面白い。
立ち上げ時には長野県の酒蔵から杜氏を招いて指導を受け、現地の醸造家も日本で酒造りを学んできました。
日本で受け継がれてきた酒造りが海を渡り、トロントで新しい日本酒になる。
こういう背景を知ってから飲むと、単なる「海外で造った日本酒」とは違って感じそうです。
市場、高層ビル、赤レンガ、日本酒。
ここまででも十分楽しそう。
でも今回トロントを調べていて、筆者が一番惹かれたのは、この先でした。
街を抜けて湖へ向かいます。
都会のすぐそばにToronto Islands
今回、筆者が一番「行ってみたい」と思った場所。
Toronto Islandsです。
街の中心部からフェリーに乗って湖へ。
島へ渡って振り返ると、オンタリオ湖越しにトロントの高層ビル群が見える。
これ、めちゃくちゃええやん。
さっきまで高層ビルの間を歩いていたのに、一日の途中から島でのんびりできる。
大都会と自然がこれだけ近い。
友人が「夏のトロントがええ」と言った理由が、ここまで調べるとかなり分かる気がします。
CN Towerから湖、そして島へ

CN Tower
Union Station
Jack Layton Ferry Terminal
Toronto Islands
CN TowerからUnion Stationを抜けて湖岸へ。
そこからフェリーでToronto Islands。
「街を観光する日」と「自然で遊ぶ日」を完全に分けなくてもいい。
この距離感がトロントのおもろいところです。
フェリーはいくら?
気になるのは料金。
2026年8月現在、大人(20〜64歳)の往復料金は、
9.57 CAD(約1,100円)。
往復約1,100円。
これなら「せっかくやし島まで行ってみよか」と思える金額です。
Visa、Mastercard、American Express、Apple Pay、Google Payに対応し、ターミナルでは現金も利用できます。
そしてオンタリオ湖を見ていたら、湖好きとしては当然もう一つ気になることがあります。
オンタリオ湖って釣りできるん?
釣りできるん?
できます。
Lake Ontarioのカナダ側はFisheries Management Zone 20(FMZ20)に含まれ、サーモンやトラウトなどを狙うスポーツフィッシングでも知られています。
ただし日本から行って、そのまま勝手に竿を出せばいいわけではありません。
18歳以上のカナダ国外からの旅行者は基本的に釣りライセンスが必要です。
1日だけ釣る場合は、Outdoors Cardなしで取得できる1日用Sport Fishing Licenceもあります。
魚種、シーズン、保持できる数などにも規則があるため、実際に釣る場合は旅行時点の最新ルールを確認する必要があります。
でも……
トロントへ行って、街を観光して、市場でサーモンを見て、最後はオンタリオ湖で自分がサーモンを狙う。
これ、かなりやってみたい(笑)。
ここまで調べたら、残る大きな問題は一つ。
泊まるところ、なんぼなん?
夏のトロント、ホテルはいくらする?
ホテルについては、がっつりバックパッカー向けのホステルやドミトリーは外しました。
今回の最低ラインは、
「一人女子旅でも普通に選択肢に入れられるドミトリーや個室ホテル」。
そこから少しずつ予算を上げて、
→最低ライン
→ ビジネスホテル級
→ ミドル
→ アッパー
の4段階で見ていきます。
トロントのホテルは?安く泊まるならこんな選択肢も
トロントはホテル代が高めですが、探してみると意外と安く泊まれる宿もあります。
特に宿泊費を抑えたい一人旅なら、ドミトリーも選択肢のひとつです。
女性専用ドミトリーならこんな部屋も|The Clarence Park
The Clarence Parkには女性専用4ベッドのドミトリーがあります。
プライバシーカーテン、読書灯、ロッカーがあり、専用バスルーム付き。
「ドミトリーってもっと簡素な部屋かと思ってた」という人でも、これなら候補に入りそうです。
もっと安く探す|Samesun Toronto
さらに宿泊費を抑えるならSamesun Toronto。
今回確認したドミトリー料金では50 CAD前後からあり、日本円なら約6,000円前後。
「ホテルは寝るだけ。その分、観光や食事に使いたい」という旅なら、この価格は魅力的です。
※料金は宿泊日や予約時期によって変動します。
ビジネスホテル級|Holiday Inn Toronto Downtown Centre
もう少し「普通のホテル感」が欲しい。
そこで次に見たのがHoliday Inn Toronto Downtown Centre。
日本人にイメージしやすく言えば、
「海外版の普通のビジネスホテル」
という感じです。
今回確認した料金例では、
約1万5,000〜2万6,000円台+α/泊。
ホテル料金は日による変動が大きいので、
ホテルのランク順=必ず料金順
ではありません。
予約するときは、この2軒くらいなら両方チェックした方がよさそうです。
ミドル|Delta Hotels by Marriott Toronto
ここから予算を3〜5万円くらいまで上げると、ホテル選びもかなり楽しくなってきます。
今回ミドルクラスの代表にしたのがDelta Hotels by Marriott Toronto。
しかもMarriott系列。
部屋はもちろん、ロビーや共用スペースも一段上。
大きな窓からトロントの街や湖を眺められる部屋もあり、
「寝るだけのホテル」
から、
「ホテルで過ごす時間も旅行の一部」
に変わってくる感じです。
予算に余裕があれば、
「せっかくトロントまで来たんやし、ここまで上げる?」
と迷い始めるのがこのクラス(笑)。
料金は宿泊日によって大きく変わるので、この記事では1泊3〜5万円前後をミドルクラスの予算目安として扱います。
アッパー|The Ritz-Carlton, Toronto
そして、
「せっかく海外旅行に来たんや。ホテルもいったれ!」
という人にはThe Ritz-Carlton, Toronto。
料金のイメージは、
800 CAD → 約92,000円
1,000 CAD → 約115,000円
一泊10万円前後の世界。
ここまで来るとさすがに景色が変わります(笑)。
でも旅行によっては、
「ホテルは寝るだけだからHoliday Inn」
も正解。
「せっかくの海外旅行だからDeltaまで上げる」
も正解。
「今回はホテルも旅行そのもの。Ritz-Carltonまで行く」
も正解。
こうやって並べてみると、自分ならどこにお金を使うかが見えてきます。
そしてホテルを調べていて、もう一つ気になりました。
夏がこの値段なら……
冬はいくらなん?
夏、高っ!じゃあローシーズンは?
今回、夏のTown Inn Suitesでは、安い日なら150 CAD前後(約17,250円)から見つかりました。
一方、宿泊料金の価格傾向では1月が安くなりやすく、通常期より平均42%ほど下がるというデータもあります。
夏の150 CADに単純に42%の下落率を当てはめてみると、
約87 CAD(約10,000円)。
おお。
1万円くらいまで下がる可能性があるんか。
ただし、ここは大事です。
87 CADは実際に「この値段の部屋が売られていた」と確認した価格ではありません。
夏の150 CADに42%という下落率を当てはめただけの参考値です。
それでも旅行費用を考える目安にはなります。
夏:約17,250円〜
冬の安い時期:1万円前後まで狙える可能性も
1泊なら数千円の差でも、3泊、4泊すれば結構大きい。
ただ、ここまでトロントを調べてきて思う。
カナダの人からしたら、
「待ってました!」
と言わんばかりの夏なんやろうな、と。
自転車で街を走る。
市場を歩く。
オンタリオ湖へ行く。
フェリーでToronto Islandsへ渡る。
そして釣り。
今回調べたトロントの楽しみ方って、夏にやりたいことだらけなんです。
「とにかく安くトロントへ行きたい」
なら冬。
「湖も島も自転車も含めてトロントを遊びたい」
なら夏。
筆者なら……
多少ホテルが高くても、やっぱり夏に行きたい。
調べれば調べるほど「夏に行きたい街」だった
最初は、
「トロントってCN Towerがある都会やろ?」
くらいのイメージでした。
でも調べてみると全然違った。
Kensington Marketを歩いて、知らない料理を見つける。
St. Lawrence Marketへ行って、カナダのサーモンを見る。
名物のピーミールベーコンサンドを食べる。
自転車で街を走る。
CN Towerから街を眺める。
赤レンガのDistillery Districtを歩いて、トロントで造られる日本酒を飲んでみる。
フェリーに乗ってToronto Islandsへ渡り、オンタリオ湖越しにトロントを見る。
さらに時間があれば釣りまでしたい。
都会と自然の距離が近い。
これが筆者にとって、トロントで一番惹かれたところでした。
友人から聞いた、
「夏のトロント、めっちゃええで」
という一言。
調べ終わった今なら、
「なるほど。これは夏に行きたくなるわ。」
と思います。
次の旅は、懐かしのタイへ
トロントを調べていたら、本当に行きたくなってしまいました。
今回は「行きたいから調べる旅」でしたが、トロントはいつか実際に訪れてみたい街として候補に入れておきます。
そして筆者が次に実際に向かう国は、
懐かしのタイ。
以前訪れたタイが、今どう変わっているのか。
物価は?
食べ物は?
交通は?
街は?
新しくできた場所は?
そして昔と変わっていないものは?
次は調べるだけではありません。
実際に現地へ行って、リアルタイムのタイを見てきます。
そこで見つけたもの、食べたもの、気になったものは動画やSNSで発信。
もちろん、このWARASAKUでも紹介していきます。
次の旅も、どうぞお楽しみに!

